パキラの特徴
観葉植物の定番の一つとして人気のあるパキラは、初心者の方にお勧めです
10㎝程の小さなものから、人の背丈以上のものまで園芸品としてはあります。
丈夫な植物で、温度や光などある程度、条件が整えばどんどん新芽を出します。
多少葉が枯れたり、変色した場合でも、切り戻して葉を再生させることが可能です。
別名:カイエンナッツと呼ばれ、温かい地域ではナッツのような実がなります。
ただ、ナッツとは違い実には毒性があるため食べない方がいいですよ
パキラについての詳細
科名:アオイ科
属名:パキラ属
原産地:中南米諸国
パキラの育つ環境
置き場所
【室内】
直射日光が当たらない風通しのいい場所においていただくのがおすすめです。
夏は直射日光があたると葉焼けの原因になりますので、レースのカーテン越しくらいの明るい場所においてください。
室内であまり明るさが確保できない場合は、植物育成用のLEDライトがありますので
こちらで光量を補ってあげるといいですよ
エアコンが直接当たる場所に置くと、乾燥が激しいので避けてください
また、乾燥していて風通しが悪いと、ハダニやカイガラムシなどの害虫が発生しやすくなります。
室内であまり風通しがよくない場合は、サーキュレーターを使って風を起こしてあげてもいいです
乾燥を避けるためこまめの霧吹きをお勧めします。
【室外】
直射日光が当たらない風通しのいい場所においていただくのがおすすめです。
春から秋は外で育てることができますが、寒さにはあまり強くありません
なので、冬は室内で温かい場所に移動して、育てましょう。
室内でも窓際につけるとやはり寒さで体調を崩すかもしれません。
明るさ
明るい場所を好みますが、長時間直射日光に当たると、葉焼けしてしまいますので、半日陰やレースのカーテン越しの光がある場所がおすすめです。
暗すぎるとパキラが弱っていき葉も徒長して、貧弱な葉になってしまいますので、室内でもなるべく明るいところにおいてください。
パキラの葉がたくさん出て葉が茂ると、中の方に葉がいきわたらずに枯れていきますので、ある程度の間引きをしてあげることをお勧めします。
温度
熱帯の植物になりますので、暑さには強いですが、寒さには弱いです10℃以下の場所に長時間置かないようにしましょう。
冬に外に置いておくと寒さで落葉していきます。
状態によっては完全に枯れて今うかもしれませんので
冬の管理は室内で温かくできるだけ明かる場所においてください。
パキラの育成
水やり
土が乾いてきたら下の穴からしっかり水が出てくるまでたっぷり上げてください。
夏は、土を触って乾いていたら水を上げるようにしていただいても大丈夫ですが
冬は土が乾いて、2~3日してからの水やりでも大丈夫です。
水をあげすぎると、根腐れを起こして彼の原因になったり
カビの発生や病気の原因になったりします。
土が乾いてから水やりをしてください。
特に、大きさがあったり木が太いパキラは、木に水をある程度貯めてますので、多少の水切れには耐えることが出来ますので、冬はしっかり土が乾いてから水やりをするようにしましょう。
肥料
環境がある程度整って肥料を与えると、どんどん新芽を出して葉を増やしますし、株が力強く育ち、害虫や病気の防止につながります。
肥料を上げるタイミングは、成長期(春と秋)に上げてください。
成長が止まっているとき(夏と冬)に、肥料を上げると栄養過多で逆に体調を崩しますので、ご注意ください。
肥料は、固形の化成肥料でも、水やりの際に薄めてあげる液体肥料どちらでも大丈夫です。
害虫対策
パキラは温かくなると、どんどん新芽を出します。
葉が密集して風通しが悪かったり乾燥していると、「ハダニ」や「カイガラムシ」が発生しやすくなります。
なので、葉が密集した場合はある程度、選定をして風の通りをよくして、水やりとは別に霧吹きなどで、葉に水を与えてください。
霧吹きがしにくい場合は、葉の裏を濡れたフキンなどで拭いてあげてもいいです
なかなか除去できない場合は、殺虫剤にを散布してみてください。ご使用方法を守ってご利用ください。
パキラの風水効果
パキラのような先のとがった葉は、風水では、悪い気を払ってくれるとされ
良い気を運んでくれるといわれています。
人の出入りが多く気の流れが多い場所に置かれると効果が発揮されます。
明るさがあれば玄関に、もしくはリビングなどがお勧めです。
パキラの花言葉
めったに花を見ることができないパキラですが、花言葉は【快活】と【勝利】です。
丈夫で、強健な植物であることからきているそうです。縁起がいい植物ですよね。
育てやすさもありますので、贈り物としても、お勧めの植物ですよ!