観葉植物の育て方

ザミオクルカスの育て方|水やりや置き場所 風水について

ザミオクルカス

ザミオクルカス特徴 

いくつもの葉っぱが連なり、上向きに伸びているサトイモ科の観葉植物で

シンプルな見た目ですが、生き生きとしている葉の色と姿からは、生命力を強く感じさせます。

新芽の生え方がとても独特で、閉じたまま伸びていき一気に葉っぱが開き、力強く上に伸びていきます。

育てやすさもあり
インテリアグリーンとして最近はとても人気が高い植物です

・ザミオクルカスザミフォーリア

最近、新しい品種で人気が出てきている、黒い葉のザミオです。

黒い艶やかな葉がかっこいいですね!

・ザミオクルカスレイヴン

ザミオクルカスについての詳細

学名 Zamioculcas zamiifolia
科名 サトイモ科
属名 ザミオクルカス属
原産地 東アフリカ

育つ環境

室内で育てる

ザミオクルカスは、耐陰性がある程度ありますので、多少日光が当たらない場所でも大丈夫ですが、植物なのでやはり日光は大切です。

天気の良い日には日光に当ててあげましょう。

ただ、温度の高い日に、直射日光などの強い光に当たると、葉焼けをしてしまう可能性があるため、夏などは遮光をしてあげるか、午前中のみ直射日光があたる場所がおすすめです。

適度に日光が当たる場所に置くのがベストです。

室内で明るさが、確保できない場合は、室内用の育成LEDライトを使って補ってあげましょう。

それだけでも、育成には、いい状態を保ちやすいですよ

ただ
育成LEDだけでの育成に頼らずに、温かい日は、日光に数時間あててあげるなどしてあげましょう

また、風通しのいい場所に置くようにしましょう
風通しが悪いと、鉢が蒸れて根腐れの原因になったり、害虫発生の原因になります。
サーキュレーターを使って風を起こしてあげてもいいです

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室外で育てる

室外で育てる場合は、なるべく日光が当たる場所に置くことが大切です。

ただ、直射日光が強い日などには日陰に避難させることをおすすめします。

耐寒性は弱いため、秋・冬に気温が15度を下回るようになったら、室内の明るくて暖かい場所に移動しましょう。

育て方

ザミオクルカスを育てるうえで、気を付けることがいくつかあります。

明るさ

日光が入らない暗い日陰は不向きですが、葉焼けを防ぐために、夏の温度が高い日に長時間、直射日光には当てないようにしましょう

午前中の光が好ましいです

風通しが良くたまに柔らかい日光が入るほどの明るい日陰か、午前中のみ直射日光が当たる場所がベストな明るさです。

温度

耐寒性には弱いため、気温が10度より下回ると休眠状態となるために生長がストップしてしまいます。

さらに下がって5度以下になると枯れてしまう可能性が高いです。

冬は外に置いておくと霜が降りて葉が枯れてしまったりします。

なので、15度より下回る場合には、温かい室内などへ移動させましょう。

また、40度ほどの暑さとなってしまうと葉焼けを起こすので、20度から30度あたりの温度が適しているといえます。

水やり

基本的に乾燥に強いザミオクルカスは、水やりをこまめにする必要はありません。

暑い季節の場合は、土が乾燥している時にたっぷりの水を与えてあげましょう。

また、寒い季節や気温が15度より下回る場合には、休眠状態に入るためにこまめに水をほとんど必要としなくなります。

月に1,2回程度の水やりで良い場合があるので、土の乾燥具合を見ながら、土がしっかり乾いて4日から5日経過後に水やりをするくらいでも大丈夫です。

葉に水を与える葉水は、霧吹きなどでできるだけ毎日与えてあげることが大切です。葉水をすることで、害虫が侵食しにくくなりますし、葉がきれいに保ちやすくなります。

肥料

肥料はそこまで必要はありませんが、もし早く生長させたいのであれば、春から秋にかけて肥料を与えてあげましょう。

おすすめは虫の発生を防ぐ化成肥料で、肥料を与えるのに程よい頻度は月に1〜2回くらいです。

冬に与えると肥料焼けをする場合があり、体調をくずづ原因となりますので、寒い時期の肥料やりは避けます。

季節ごとの管理と注意点

春・夏

程よい気温と明るさの春は、ザミオクルカスの成長にとっても適した季節です。

温かい気温によって、新芽が徐々に出てきますので、植物の成長を楽しめてとってもワクワクする時期ですね

4月下旬から9月くらいまですこしづつ肥料を上げるとさらに成長します。

土が乾燥しやすくなる時期ですが、水やりをやり過ぎてしまうと根腐れしてしまう場合があるので、土が乾いたことを目安に水やりをするようにしましょう。

植替えも、温かく新芽が出るこの時期に行ってあげることをお勧めします。

気温が高い夏は、直射日光を避けることを心がけましょう。強い光によって葉焼けを起こしてしまうので、柔らかい日光が当たる場所もしくは午前中のみ直射日光が当たる場所で風通しのいい場所に置くことがポイントです。

遮光するためのネットなどが100均でも手に入るので、遮光してあげるのもおすすめです。

秋・冬

気温が下がり始める秋は、15度を下回る温度となった場合には温かい場所へ移動させることが大切です。

耐寒性に弱い植物のため、冬も同様になるべく温かい場所で育てましょう。

ザミオクルカスは育つ環境の温度が15度以下になると、生長スピードが緩やかになります。

それによって水やりの頻度も下がってくるので、土が完全に乾燥して4日から5日経過後を目安に水を与えてあげましょう。

植替え

よく生育するため、植え替えをしないことで根詰まりを起こしてしまう可能性があります。

生育が盛んになる5月から6月を目安に植え替えをしましょう。

頻度は、2年に1回ほどです。植え替える場合に、鉢底にネットを敷いた上に鉢底石入れることが大切です。

枯れる主な原因と対策

ザミオクルカスが枯れる原因として考えられることが、水やりの多すぎ・寒すぎるなどの理由です。

葉に水分を多く含むので、乾燥には強い性質です。

そのため、土が乾燥していないにも関わらずに水やりをしてしまうと、過度な水分によって根腐れする場合があります。

根腐れを防ぐためにも、水やりをする際には土の状態をきちんと確認しましょう。

また、気温が5度以下の環境に置いておくと、寒さに弱いザミオクルカスは枯れてしまう場合があります。

なるべく15度以上の環境に置き、ほどよい温かさの場所で育てることが大切です。

害虫対策

ザミオクルカスに発生しやすい害虫は、ハダニとカイガラムシです。

ハダニが葉に生息している場合、葉に白い斑点ができます。

目で見つけられる場所には、手や掴めるもので駆除してしまいましょう。

ハダニの発生を防ぐためには、こまめな葉水をすることと風通しのいい場所におくことです。

葉水によって乾燥を防ぎ、害虫対策となるのです。

カイガラムシは白っぽかったり、茶色のような色をしている1〜3mmほどの虫です。

見つけたらすぐに掴めるもので取り、駆除することが大切です。

繁殖が多い場合は、殺虫剤を使用しようされることもお勧めします。

防虫対策としても使えますので、害虫が侵食する前に吹きかけてあげてもいいですよ

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増やし方

株分けや挿し木によって増やすことができます。株分けは、植え替えと同じタイミングで行うことがポイントです。根に付いているイモ状のものを分けるようにして行います。
挿し木の場合は、葉軸を付けた状態の葉っぱを土に挿すことでイモが増えていきます。

花言葉

花言葉は「輝く未来」です。イモ状のものを連なって生長していく姿から、力強くたくましく育っていく生命力の強さから名付けられました。

風水

ザミオクルカスは、金運アップの効果がある植物とされています。

人の出入りが多いリビングや、入り口でもある玄関などに置くことで、運の巡りを良くしてくれるでしょう。

ザミオクルカスは、室内でも育てやす。インテリアグリーンとして人気があり、花言葉や風水でも縁起のいい植物として

開店祝いや、新築祝い、引っ越し祝いなどの祝い事の贈り物として人気も高い植物になります。

インターネットで購入して、送ることもできて便利ですよ

【追記-2022/05/19】

矮性のタイプを発見!

ザミオクルカス・ドワーフ

あまり多くは流通していなくて、希少性がある品種になります。

あまり大きくならないように品種改良されてたザミオクルカスで、葉と葉の間が短く、むっくりした感じで可愛さのあるタイプです

テーブルにディスプレイしてもいい感じの大きさです。

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