観葉植物の育て方

ソフォラ リトルベイビー 育て方 水やりや置き場所について|花言葉や風水について

『メルヘンの木』というなんとも可愛らしい別名を持ち、観葉植物でありながら盆栽のような力強さを感じさせるその珍しい見た目が人気のソフォラ・リトルベイビー。

この『メルヘンの木』という別名は、ソフォラ・リトルベイビーの不思議な見た目から由来しているのだそうです。

3㎜ほどの小さくて丸い葉がきれいに連なり、まるで音が聞こえてきそうなほどにジグザグと左右に折れ曲がったブラウンの枝が特徴です。

さらにその花の形状も変わっていて、他の花のように花びらを開いた形ではなく、鳥のくちばしや蕾を思わせる特殊な形をしています。

オレンジに近いイエローカラーがとてもキュート。春から初夏にかけて花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれます。

さらに剪定の仕方や植える鉢のデザインなどで見え方が変わるのも、このソフォラ・リトルベイビーの持つ魅力の一つでしょう。

意外に園芸店やホームセンターで買えてしまうので、比較的手に入りやすい植物でもあります。

ソフォラ・リトルベイビーについての詳細

学名:Sophora prostrata `Little Baby`
科名:マメ科
属名:ソフォラ(クララ)属
原産地:ニュージーランド

育て方について

置き場所

基本的に日当たりの良い明るい場所が好きですが、耐陰性もありますが、日向~明るい日陰、半日陰、明るい窓辺やレース越しの窓辺に置きましょう。

屋内でもOKですが、なるべく日光がよく当たる場所に置いてあげた方が株そのものが健康に育ってくれます。

しかし、夏の高温時に直射日光や強い光に長時間当たりすぎると室内であっても葉焼けしてしまうので、レース越しに日が当たるような場所が良いです。

日光が好きな植物なので、春から秋は屋外で育てましょう。

遮光グッズを利用するのも有りです。

また、蒸れに弱いので、風通しの良い場所に置いてあげましょう。

室内で、風通しがあまりよくない場合は、サーキュレーターなどを使って、風を起こしてあげてもいいです。

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温度

最低気温0℃と言われていますが、10℃を下回ると株は弱ってしまいます。

冬は、室内のなるべく暖かくて明るい場所で管理してあげましょう

水やり

水やりは、表面の土が乾いたら鉢底からでるまでたっぷり水をあげましょう。

冬などの寒い時期は土が乾いてきて2~3日後に水やりをするようにします。

春から夏の成長期は土が乾いてきたらしっかり水やりをしましょう。

水が好きなほうではありますので温度が高い時期はすぐに土が乾いてしまいますので、早めの水やりを心がけてください

水切れを起こすと、葉を一気に落としてしまう場合があります。

肥料

薄めて使うものや置き肥などを春から秋(5~10月)の成長期にあげるようにしましょう。

緩効性の化学肥料ならコバエの発生予防にもなります。

また、肥料不足になると葉が黄色く変色します。

変色しても根詰まりや害虫被害がないなら、薄めた肥料を少しずつ与えていき、徐々に規定倍量を与えていきます。

成長がとまる寒い時期、冬場に肥料をあげてしまうと肥料焼けを起こして体調を崩してしまう可能性が非常に高いです。

剪定方法

成長してきて葉が覆い茂ってくると、中のほうが蒸れてしまったり、日が取り込めずに葉を落としてしまいます。

葉が茂りすぎていたら清潔で切れ味の良い園芸ハサミなどを使って、古い葉を落として風通しを良くしてあげましょう。

4月の成長期から、成長の止まる10月くらいまでが最適です。

季節ごとの管理と注意点

春・夏

耐暑性は普通程度、日当たりが好きなのでこの時期は屋外で育てるのが良いでしょう。

ただし夏の猛暑日(7半ば~8月)は半日陰や明るい日陰に避難させてあげてください。

もしくは30~50%程度の遮光をし、日当たりを調整してあげてください。

また、この時期は気温が高くなる日中は避けて朝は8時まで、日が落ちる夕方~夜の2回に水やりをしましょう。

秋・冬

乾燥に弱いので冬は葉水で湿度を保ってあげましょう。

秋冬は成長がゆっくりになる期間のため、水やりは土が乾いてから2,3日後に行います。

霜にとても弱く枯れこみやすいので、冬は室内管理にするのがベターでしょう。

日照不足に気を付けて、日光がよく当たる明るい場所で育ててあげます。

植替え

1年に1,2回ほど鉢替えします。

時期は5月~7月が適期。鉢替えしないと、鉢の中で根がパンパンになり根詰まりを起こしてしまうので、1回りか2回りほど大きいものに替えてあげます。

水はけを良くし、鉢底石はしっかりといれておきましょう。

枯れる主な原因と対策

水を好むので乾燥させてしまうと体調を崩し、葉が落ちてしまいます。

酷い乾燥には気を付けて、葉水を季節に構わずあげるようにしてください。

成長がゆっくりになる冬場は水やりを控えないと、葉が落ちるだけでなく根も弱り枯れる原因にもなります。

水やりのタイミングに注意する必要があり、対策としては水やりチェッカーというアイテムを使うと、水分の管理がしやすいのでおすすめです。

害虫対策

有機肥料ではなく化学肥料の使用でコバエの発生を防げます。

ハダニ、アブラムシ、カイガラムシに注意。特にハダニは定期的な葉水で発生を抑えるようにしましょう。ハダニは葉の裏にいるので、下から水をかけるようにすると良いです。

増やし方

実生で増やせますが挿し木でも増やせます。

花言葉

『日々新たに』『心安らぐ人』

風水

日々コツコツと努力するような穏やかな運気で、他の観葉植物に比べるとあまり強いものではありません。

しかしその可愛い見た目から、視覚的に得られるリラックス効果は大きいでしょう。

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