観葉植物の育て方

アロエの育て方|水やりや置き場所

アロエの葉

アロエの特徴

アロエは、とても丈夫さのある多肉植物で、南の方では、外で育てられている方も多く見られ、キダチアロエやアロエ・ベラなどの種類が主に多く見かけられます。
幼いころ火傷した時に、おばあちゃんが庭からアロエの葉をとってきて皮をはいで火傷のところにあててくれた思い出があります。
そのほかにも食用に加工され、ヨーグルトに入ってたりしていて、身近で馴染みのある方は多い多肉植物ではないでしょうか。
アロエの種類は、400種から500種くらいあるといわれていて、形や大きさはさまざまで、最近では、珍しい種類のアロエもマニアの方々に人気が出ていますね

アロエの地植えアロエが地植えされて四方八方に増えています。

アロエは鑑賞だけではなく、美容などでも人気!


アロエ・ベラやキダチアロエにほぼ限られますが、アロエは食べるだけでなく、保湿効果なども期待でき保湿剤の成分に含まれることも多いです。

アロエついての詳細

学名:Aloe
科名:ススキノキ科
属名:アロエ属
原産地:アフリカ、マダガスカル諸島

アロエの育つ環境

置き場所

【アロエを室内で育てる】

室内でもなるべく明るい場所に置いてください。ただ明るい場所が好きですが、常時直射日光があたる場所だと、葉焼けを起こしてしまうかもしれませんので、午前中だけ直射日光に当たって午後は日陰になるような場所が理想的です。

【アロエを室外で育てる】

春夏は、常に外でも管理できますが、冬は寒さに弱いので、できれば室内に場所を移してあげることをお勧めします。明るい場所を好みますが、常時直射日光があたると葉焼けを起こしますので、午前中直射日光があたって午後は、日陰になるような場所がおすすめです

明るさ

アロエは、明るい場所を好みますが、夏に長時間直射日光にあてると、葉焼けを起こす場合があります。午前中直射日光が当たって午後日陰になるような場所が理想ですが。常に直射日光が当たるような場所でしたら、遮光ネットなどで光を少しやわらげてあげるといいです。暗い場所だと、徒長をしてひ弱な株になってしまいますので、なるべく明るい場所をお勧めします

温度

10℃以下になると成長が止まっていきます。冬は、できれば室内の温かい場所をお勧めします。

アロエが枯れる主な原因

水のやりすぎ

アロエは、葉に水分を貯めて水があまり多くなくても生きることのできる植物ですが、水やりが多すぎると、根腐れが起きてしまい枯れてしまう原因となります。特に冬など、低温の場合はほぼ水を上げないようにしてください。

葉焼けが起きた

アロエは強い日光を好みますが、普段直射日光に当たらない状態で夏場などに長時間直射日光に当てると葉が焼けてしまい枯れてしまうことがあります。置く場所を変更する場合は急な直射日光に長時間当てるのは控えて徐々に時間を長くしていくなど鳴らしてく必要があります。葉焼けしてしまった場合は、株自体が枯れているわけではありませんので、枯れている葉を整理するなどしてください。

アロエの水やりについて

アロエは主に乾燥している砂漠や、岩場に自生している「多肉植物」になります。多肉植物は、乾燥に強いので、水やりはしっかり土が乾いてから上げて大丈夫です。真冬の寒い時期は、乾燥してもほぼ水を上げないようにしたほうがいいです。

アロエの肥料について

アロエは、多くの肥料は必要としませんが、
春から秋までは、液体肥料もしくは緩効性の肥料をおいてください。冬の寒い時期は肥料は控えてください


植替えの時に混ぜてあげる肥料はこちらからどうぞ!

アロエの増やし方について

アロエを育てていくと、枝の脇から小さな子株が出てくるようになります。
この子株を切って土に植えると根が出てどんどん成長していきます。
子株を切る時期は、春~初夏に行っていただくのがベストです。
冬は植物が成長しません、根を出さずに枯れていく可能性がありますので、お勧めできません。
あと、子株を切ったら、すぐに土に植えるのではなく、切り口を乾かすために切った状態のまま数日置いてから土に植えてください。

アロエー不夜城錦の株分け子アロエー不夜城錦を株分けした親株と子株になります。
アロエー不夜城錦の子株アロエー不夜城錦を株分けした後にまた、子株が出てきました。

アロエの害虫対策について

ハダニ・カイガラムシ

アロエは、とても強い植物なので、害虫が簡単につくことはあまりありませんが、環境が悪く株が弱っていると、ハダニやカイガラムシがつくことがあります。その際は、殺虫剤などで対処してください
こちらにも観葉植物の害虫対策について記載していますので、ご参考ください
「観葉植物の害虫対策|予防や駆除方法」

アロエの10種類を紹介

アロエは、世界中で数500種類以上あるといわれていますが、その中で園芸店でも見かけることのある10種類を紹介いたします。

アロエ・ベラ

世界中で栽培されていて、日本でもアロエといえば!というくらい代表的な種類といえます。
そのくらい育てやすさのあるアロエになります。
保湿剤で使われていたり、食用にされているアロエはほぼこのアロエベラになります。

アロエ・ノビリス(不夜城)

葉が図太く、あまり痛くない棘が無数にあります
ゆっくり時間をかけながら上に伸びていき
ある程度成長すると、下のほうに子株を作っていきます

アロエ・ストリアータ

小さいときは、左右に葉を広げ直線的な感じで鋭さがあり、葉の端がピンク色なったりして綺麗ですよ。
大きくなると葉が旋回してボリューム感がでます。

アロエ・サポナリア

葉に白い斑点模様の斑が入っているのが特徴的です。
アロエの中でも比較的丈夫なアロエの品種になります

アロエ・ヴァリエガク(千代田錦)

千代田錦という和名があり
白い点の斑の模様が特徴的で、葉は上に力強く伸びていて、観賞用として人気があります

アロエ・プリカティリス

平らな葉が左右に葉を出し扇のような形をしていて、アロエの中でも大型の種類になりインパクトがあります。

アロエ・マルロシー(鬼切丸)

図太い感のある葉の裏に短い棘が無数にあり、力強さとカッコよさがあります

アロエ・ラモシシマ

枝がつるんとした感じで艶があり、細長い青みがかった緑葉が綺麗で、分岐して成長すると独特の個性ある樹形になっていきます

アロエ・ポリフィラ

葉が綺麗な螺旋状にならんています。
時計回り、反時計回りどちらも生息するそうです
自生地の環境が特殊で、自然に生息している姿を見ることは難しく
入手が困難な希少性の高いアロエになります

アロエ・ディコトマ

すごく、大きくなるアロエで10mくらいの高さまで成長したものもあります。
枝は光沢のあるつるつるした枝です

アロエの花言葉について

アロエの花アロエが庭植えされているところで花がたくさん出てきています

アロエの花言葉は、「健康」「万能」とあります。昔から医者いらずといわれるように、火傷のあとにアロエの皮をはいで塗っておいたり、薬草としていろんな効果があるとされてきたためにつけられたのかもしれませんね

アロエの風水効果について

アロエの風水効果として、「健康の増進」が期待できるといわれています。玄関が明るければ玄関、もしくは、リビングなど人の気が多く流れる場所に置かれることをお勧めします

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