家庭菜園

グリーンカーテンでエコな暑さ対策|作り方やお勧め品種と育て方

ゴーヤのグリーンカーテン

グリーンカーテンとは

つる性の植物を、日当たりのいい窓の外にネットで這わせて室内に入る直射日光を和らげたり

植物の葉から水分が蒸散され、室内の温度の上昇を抑えることで自然の力を利用した省エネ効果のある暑さ対策です。

また、ゴーヤやきゅうりなどの野菜を育てて、食べることもできますし、

朝顔などにの花を鑑賞して楽しむことができ、癒し効果も期待できます。

グリーンカーテンの育つ過程

グリーンカーテンの成長1グリーンカーテンの成長を植えて間まもない時
グリーンカーテンの成長2グリーンカーテンの成長がある程度進んで窓を覆ってきました
グリーンカーテン完成グリーンカーテンが完成して窓の前を葉で覆っています

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グリーンカーテンの主な品種は

つる性の植物で、比較的簡単に育てやすい品種をご紹介いたします

ゴーヤ

ゴーヤの実が大きくなってきていますゴーヤの実が大きくなってきています

害虫に強く、成長が早いのでどんどん葉を伸ばして、比較的かんたんに育てることができます。

実もどんどん出来るので、初心者の方にはお勧めのです。

自分で育てたゴーヤで作った、ゴーヤチャンプルーは思い入れ深く特別な味ですよ!

朝顔

朝顔の花がきれいに咲いています朝顔の花がきれいに咲いています

気温が上がると成長のスピードは速く、いつの間にか葉がネットいっぱいに茂ってます。

真夏には花がたくさん咲いて癒されますし、育てやすいので初心者の方にはお勧めです。

種も取りやすいので、また翌年その種でグリーンカーテンを作っていくこともできます。

きゅうり

きゅうりの実がなっている画像きゅうりの実がなって、大きくなっていってます

一枚の葉が、大きくインパクトがあります。

病害虫に気を付けて対象をしていけば、

大きなきゅうりがたくさんできますよ

グリーンカーテンを作ってみましょう

必要なもの

プランター

グリーンカーテン用のプランターグリーンカーテン用のプランター

植物が葉をたくさん出して、育っていくのと比例して根どんどん伸びますので、大きめで深さのあるプランターがおススメです。

鉢底石、用土

土は、自分で配合して作ることもできますが、市販の配合土を使われるとそのまま植えることが出来るので、お手軽でおススメです

鉢底石は、軽石と竹炭の砕いたもの半々くらいの配合をお勧めします。

ネット、支柱、針金、支柱に付ける重し

つる性の植物を、上に伸び易くするために、窓の前にネットを張ってあげる必要があります。

支柱とネットは、100円ショップでそろえることもできますし、ホームセンターにもいろんな大きさのものが揃いますので、作りたい場所の、横幅と高さの寸法を確認して、購入しましょう。

わたくしの場合は、使用済の2ℓペットボトルに水を入れて、重しに使っています。

植え込みの手順

鉢底石を入れる

鉢底石を鉢の下にそこを覆うくらい入れていきます。

鉢底石は、ネットに入れて使うと、取り出しやすく、洗って再利用が可能ですので、おススメです。

土を入れる

鉢底石の上から、配合土を入れていきます。

土は、市販の配合土を使うと手間をかけずにすぐに植えこむことができます。

また、炭の細粒を混ぜてあげると、虫の発生を抑えたりできますのでおススメですよ

支柱を立ててネットを張る

支柱を立てて、ネットを張っていきます。

ネットを張った後に、風で飛ばされる心配がありますので、支柱に重しを付けます。

わたくしは、使用済みの2リットルペットボトルに水を入れて縄などで支柱に括り付けて、重しに使います。

苗を植えこむ

苗を、準備しビニール鉢から取り出し、土を入れている鉢に植えこんでいきます。

苗をとりだすとき、ゆっくりと取り出してなるべく土が崩れないようにしましょう。

土に植え込時に、苗の土部分と同じくらいの穴をあけてその中に入れます。

水やり

植え込みが完了したら水やりをします。

ジョウロでたっぷり下の穴から水が出てくるまで、水をあげてください。

植え替えて最初の水やりのときは、最初、下の穴から茶色の水が出てきますが、それが透明になるくらいあげるのがベストです。

グリーンカーテンの育て方

水やりについて

春は、あまり気温が高くありませんし、植物も小さいので、鉢の中をすぐに乾かないので数日に1回の水やりでもいいのですが、

夏は気温が高くなり植物も大きくなっているので、その分水をよく吸収します。

日当たりのいい場所に置くので、すぐに乾燥してしまいます。

大きめのプランターでも、朝水やりをしたら、夕方確認して乾きがあれば夕方も水をあげたほうがいいです。

水やりをするときは、下の穴からたっぷり水が出るまであげてください。

肥料について

1ヶ月に1回を目安に、固形肥料もしくは液体肥料をあげてください。

肥料を適量上げていくと、どんどん伸びて葉もたくさん出ますが、過剰に上げすぎると、根が傷み枯れる原因になります。

使う肥料に記載のある適性の量を上げるようにしてください。

害虫対策

乾燥が激しい場所だと、ハダニなどがつく場合があります。

できれば、水やりとは別に葉全体に霧吹きをしてあげてください。

葉にハダニなどがついた場合は、早めに葉をカットして、周りの葉もある程度カットしてください。

また、新しい葉が出てすぐに覆ってくれます。

土にオルトランDX 粒剤を撒いて、防除してあげるのもおすすめです。

ご使用の際は、使用上の注意をよく読んでご使用ください。

グリーンカーテンについて最後に

2017年に自宅でグリーンカーテンを作って
福岡市が主催の「緑のカーテンコンテスト」で最優秀賞を受賞しました。

緑のカーテン最優秀賞受賞平成29年度、緑のカーテン最優秀賞受賞

植物は、「朝顔」と「ゴーヤ」です。

エコロジーというテーマもありましたので、無駄遣いを極力なくすため、水やりはお風呂の水を使って水やりをし

毎日バケツで、2~3往復して水やりをしました。

真夏はそれを、朝と夕方の2回とそれなりの苦労はありましたが、植物もしっかりと育ち、きれいに窓を覆ってくれて、部屋の中は快適にすごくことができました。

また、ゴーヤが大きく実って「ゴーヤチャンプルー」をおいしくいただくこともできて

グリーンカーテンは私にとってはいいことばかりです。

管理はとても簡単なのでほんとにおススメですよ!